買い物は人柄や価値観が滲み出る行為です。
人に自慢できるように立派なものを買うのが好きな人もいれば、とにかく安い製品を探すのが好きな人もいるかと思います。
私の場合には、機能や品質は良いけれど訳あって安い製品を探すのが好きです。
コスパの良い製品を買えた、つまり賢い消費者になれたという満足感があるからと自己認識しています。
訳あり品の場合、使っているうちに少々不満な点が見つかったとしても、安く買えたからまあ良いかとあきらめることができる(あまり悔しくならない)のもグッドな点です。
以下、私が購入した訳あり品を紹介してみます。
再調整品のテレビ
私の家にあるのは東芝のテレビですが、再調整品なので安く購入することができました。再調整品とは、初期不良があってメーカーによって回収された製品が修理されて再度販売されたものです。
性能は変わらないですが新品よりも安く購入できました。保証もついてきます。
通常、店頭においてあることはなくて、メーカー公式サイトでこじんまりと売られていることがおおいです。メーカーによってはアウトレットのカテゴリーで販売しています。
ただ昔はテレビが結構高かったので、再調整品を探すメリットもありましたがいまは以下のように新品でも安いものが沢山あるのでメリットは薄れているかもしれませんね。
【届いたその日にテレビ録画が、すぐできる!!】19V型地上デジタルハイビジョン液晶テレビ/USBメモリ16GBつき!!
- 出版社/メーカー: amaze
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
展示品特価の扇風機
これは店頭で展示されていた製品が安く買えたパターン。厳密には新品とは言えないでしょうし、箱もついていなかったですが特段問題もなくつかえています。
必要ない性能は割り切ったパソコン
私が今メインで使っているパソコンはFRONTIERというブランドのものです。
日本の比較的小規模のメーカーであるインバースネットのものになります。知名度は東芝とかNECとかの大手に比べると低いですよね。その分、安くなっていると思います。
ここの製品は、BTOといってスペックを注文時にある程度、変更できる仕組みが取り入れられています。
当時わたしはBlu-rayを見られるパソコンがほしかったです。普通Blu-rayドライブがついたパソコンは、他のスペック(CPUなど)も高いことが多く全体的に値段も高くなりがちです。
しかし、FRONTIERでは他のスペックは抑えつつBlu-rayドライブを取り付けるという注文が可能なので全体的な値段を抑えることができました。
その話については別の記事でも以前、紹介しています。
国内ではまだブランドが十分浸透していないグローバルメーカーのスマホ
私のスマホはASUS(エイスース)のゼンフォン2というスマホになります。ASUSは台湾のメーカーです。
日本では、ソニーなどの国内メーカーに比べて知名度は低いですが世界中でスマホを販売しているグローバルな大手企業です。
国内メーカーのスマホは性能が高い一方でけっこう高価なもの(いわゆるハイエンドモデル)が中心です。その一方でASUSのような海外企業は、性能はそこそこで、価格は安めの製品を沢山つくっています。
いわゆるミドルレンジの製品ですね。この手のスマホはコスパがよいです。国内メーカーのスマホの半額くらいで購入できますが、性能が半分になったりするわけではないので。
いまだと、中国のファーウエイなどのスマホあたりが注目です。
Huawei P9 LITE SIMフリースマートフォン VNS-L22-BLACK(ブラック) 【日本正規代理店品】 VNS-L22-BLACK
- 出版社/メーカー: HUAWEI
- 発売日: 2016/06/17
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
海外向けに生産された車
私は以前、スズキのスプラッシュという小型車に乗っていました。
新古車を中古で購入したのですが、スズキの似たような他の小型車(スイフト)と比べても割安でした。
これはスプラッシュってスズキの車の中でも、知名度が結構低いからだろうと思っています。皆が知っているスズキの代表的な小型車といえばスイフトですよね。CMでもスイフトのほうがスプラッシュよりもずっと多かったですしスズキ自身あまり重要視していなかったかと思います。
ただ、車の評価としてはスプラッシュも決して低くはなくて、自動車ジャーナリストが高い評価をつけている記事をいくつも読みました。また自分としては当時そこまで一般的でなかったサイドエアバッグが標準搭載されているなど安全性が高いことが気に入っていました。
では 何でこんな良い車が安いかというと、おそらくスプラッシュってもともとヨーロッパ向けに開発されたモデルであまり日本向けじゃなかったからなのかと思います。生産もハンガリーで、それを逆輸入したものが日本で売られていました。
なのでインテリアとか装備も日本好みではなく実用的一辺倒な感じ。私はその簡素で質実剛健なところが好きでしたが、あまり日本では受けず特に中古車で価格が押さえられていたのかなぁと予想しています。