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なぜ大きなアイディアは30代後半に得られるのか

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photo credit: TheAlieness GiselaGiardino²³ via photopin cc

 

fastcompanyの記事によると、分野にも異なりますが、発明家やノーベル賞学者が最高のパフォーマンスを発揮するのは30代後半頃が多いそうです。


Why Big Ideas Happen In Your Late 30s | Fast Company | Business + Innovation

 

平均を取ると、

物理学者は36歳

化学者で39歳

医師で41歳とのこと。

 

芸術や、物理など抽象的な分野ほど早熟の天才が多く、逆に歴史や医学など経験や知識の積み重ねが必要な分野ほど、才能の発揮には時間がかかるようです。

 

記事を読んで思ったのは、これまで私が考えてきたよりも才能を発揮するまでに時間がかかるということです。創造的と言われる人達は20代、あるいは10代のように若いイメージがありましたがそうではないんですね。

 

自分が何か高い成果を上げるには歳を取り過ぎていると漠然と思っていたのですが、単なる思い過ごしだったのかもしれません。

 

特に実験家タイプ(技術を向上し続ける人)であれば、思想家タイプ(業界の概念を一変させる人)と比較して、歳をとってもその才能を発揮する機会は多いようです。

これから日々専門知識を磨き、自分の所属する分野で一角の人物になることを改めて目指してみようかと思います。

 

そしてゆくゆくは、講師のような立場で自分の経験を後進に伝えていくことを目標です。

 

今日の表現

        Another intriguing theory for strokes of genius coming closer to midlife is due to the "burden of knowledge": science has accumulated so much understanding about the world that there are way more bits of information for a researcher to process before she can start making her own original discoveries.

 天才的ひらめきが中年に近くなってやってくることを説明する別の魅力的な理論は、それが知識の積み重ねに由来するというものだ。科学は世界に対するたくさんの理解を積み重ねてきたので、研究者は、それなりの情報量の道筋を辿らなければ、独自の発見を見出すことはできない。

(後半は意訳しました。自信なし)

 

才能とは続けられること (100年インタビュー)

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天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある

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