変化する社会で生き残るために副業を考える
2045年には人類は機械に負ける
カーラジオを聞いていたら、どこかの大学教授が将来コンピュータが全人類の知性を凌駕すると話していました。
気になってあとで調べて見ると、2045年問題とか技術的特異点と呼ばれる話だそうですね。
コンピュータが人類を超える…?「2045年問題」とは - NAVER まとめ
ラジオではコンピュータが人類を超えた時、人間は遊んで暮らせるようになる(仕事をコンピュータに任せられる)と、楽観的な予測が語られれていました。
貴方の仕事は将来なくなるかも
ただ私が調べたところ、機械に仕事を奪われて大半な人が貧しくなるという悲観的な予測も強くあるようです。
2045年問題と直接関係があるのかわかりませんが、「機械との競争」という書籍の著者は情報技術の発展で潤う人はごくわずかであると指摘しています。
IT革命で潤うのは「トップ1%」だけ | インタビュー | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト
変化の中で生き残ることを考える
コンピュータや経済に詳しくはないので、本当に機械に仕事を奪われるのかどうかまではわかりません。
もし、コンピュータが人類の知性をすべて超えてしまうなら今の自分の仕事もなくなってしまうと思います。こうなったらお手上げで、いくらなんでもそこまでのことにはならないと信じたいところです。
ただ、コンピュータの進歩に限らず社会情勢にともなって既存の仕事がなくなっていく、あるいは縮小していくのはよくある話です。
将来がわからない以上、変化に対応すべく予め準備しておくことは有用であると感じます。
お金を稼ぐ方法を複数持つ
私が社会人になりたての頃は、社会で生き残っていくには自分の専門性を高めるのが第1だと考えていました。しかし、今あらためて考えると、情勢の変化で仕事そのものがなくなっていく場合、専門性を高めていても淘汰されていく可能性が高いと思います。
であるならば、仕事そのものを複数抱える方が好ましい、つまり副業を持つことに魅力を感じ始めました。
本業がダメになっていたら少しづつ副業に重心をシフトして別の仕事でお金を稼いでいくイメージです。
これは個人よりは企業でよくある話かもしれません。例えば富士フィルムは、デジカメの台頭で写真フィルム事業が先細りしつつあるなか、化粧品や医薬品などの事業にシフトして、見事生き残りを話した会社として知られています。
何を副業とするか
企業であれば、リソースが多いので複数の事業を一社で行うことも可能です。ただ個人であれば本業のほかに副業を複数もつのは難しいでしょう。
ならば何を副業に選択するのかが最初の関門です。
方針を2つ考えてみました。
(1)本業と一部関連することを副業にする
本業で得た技能や知識が流用できる副業を選択すれば、副業を始めやすいかもしれません。
ただあまりに本業と副業が近すぎると、社会が変化して業界そのものが下火になった際に本業と副業が共倒れになる可能性もあります。関連はあるけれども業種が違うなんていうのが好ましいかも。
そうするとお相撲さんが、ちゃんこ屋を副業にするような感じでしょうか。
現役の力士が副業をやっているという話は聞いたことがありませんが、引退後にちゃんこ屋をオープンするのはよく聞く話です。
(2)本業と全く関係ないことを副業にする
ただ都合よく本業と関連する副業を選ぶことは難しいです。
そうなると必然的に本業とは関連がない副業を見つける必要があります。
パッと思いついたのは2つです。
(2-1)インターネットを使った仕事
冒頭、コンピュータの発展によって仕事が奪われるかも知れないといったのに矛盾しているようですが、ITの発展で新しい稼ぎ方が生まれているという事実もあります。社会の変化によって淘汰されるのではなく、社会の変化にうまく乗って生き残ることを考えるのは理にかなっているでしょう。
たとえばインターネットオークションで商品を転売して利ざやを稼いだり、手作り製品を売る人なんかもいますね。
インターネットは元手が少なくても参入できることがメリットでもあり、デメリット(ライバルが多い)でもありそうです。
(2-2)不動産経営
こちらはインターネットを使った仕事とは大きく変わって、伝統的な副業です。元でが必要ですが、不動産を購入できてしまえばある程度のリターンを得られる可能性が高そうです。
古来、お金持ちは不動産でお金を稼いだ人が少なくありません。
私は現状、本業がある程度安定しているので目指すべきなのは(2-2)ではないかと感じています。
つまり本業で資金を揃えたのち不動産を購入して副業として堅実な稼ぎを狙うに行くという道です。
今後、不動産について勉強を初めて見ようと考えています。ブログでも紹介していくつもりです。
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