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起承転結でブログを書くメリットとその課題

ブログを書くのは難しい

2014年にブログを再開してからこれで65件目の記事になります。

ここまで書いてきて思うのですが、やはり文章を書くのは難しいですね。

読み返すたびに整合性がないところ、矛盾している箇所、わかりにくい箇所、稚拙な表現、誤記などがすぐに見つかってしまいます。

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photo by Thomas Hawk

 

文章作成を上達させるためにブログを書く

ただ文章作成を上達させるには練習するほかありません。

これからもできるだけ毎日書いていきたいと思っています。

 

もちろん文章を上達したいと思う以上は、人にみてもらうことを意識して文章の構成を整える必要があります。

そこで、今日は、今まで文章構成で気にしてきたことと、これから試して見たいと思っていることを紹介したいと思います。

 

話をふくらませる

私にとってブログは日記的な側面があって、日常体験したことを書くことが多いです。

おそらくプロのエッセイストであれば日常のふとした体験を十分に面白く文章で描ききることができると思います。例えば原田宗典さんのエッセイは個人的な体験を一種の喜劇のように面白く描写しています。

 

ただ自分には個人的な体験を読者に面白く読んでもらえる文章力も現状ないですし、読者が驚くような特異な経験談を持ち合わせているわけでもありません。

そこでブログではできるだけ自分の体験談だけでなくそこから話をふくらませることを心がけています。

 

起承転結を使う

上記のように話をふくらませるために、起承転結の流れで一つの記事を書くことを意識していました。

大体、以下のような感じです。

 

:日常で経験したイベントAを書く

:そのイベントAに対する感想Bを書く

:個人的なイベントAから、一般化な事象Cに話を発展させる

(文章例:AについてBだと思ったが、実はAに限らずCもBなのではないか)

:感想Bも踏まえつつ、事象Cについて伝えたい結論Dを書く

 

日本で古来から使われてきた文章構成の枠組みだけあって、個人の出来事から自然に話を発展させることができるので便利に感じています。

 

ちなみにウィキベディアによると起承転結は以下のような文章構成なのだそうです。

国語学者で、武庫川女子大学・言語文化研究所長および同大教授 (当時) の佐竹秀雄は、起承転結による文章の構成について、以下のように定義している (佐竹は必ずしも起承転結の文章構成を支持していない点に注意)[20]

: 「事実や出来事を述べる」
: 「『起』で述べたことに関することを述べる。解説したり、それによって起こる問題点を述べたり、感想、意見を述べたりする。」
: 「『起承』とは関係のない別のことがらを持ち出す」
: 「全体を関連づけてしめくくる」

起承転結 - Wikipedia

 

これから取り入れたいこと

 上の起承転結の文章構成は、日常の出来事から話をスタートできるので、文章を書き始めるハードルが低く、記事を作りやすいです。

ただ、読者に伝えたい結論を書くのが一番最後になってしまいます。そして私の文章力では最後まで読者の興味を引くことは難しく途中で読むのをやめてしまう人もおそらく多いはず。

その結果、ブログを見に来てくれた人に結論を伝えきれていないことも多々ありそうです。

 

そこで、これから、伝えたい結論を一番最初にバンと提示して、その後にその理由を説明するという形式の文章構成も試してみたいと思っています。

 

今日のところはこのへんで

 

十七歳だった! (集英社文庫)

十七歳だった! (集英社文庫)

 

 原田宗典さんのエッセイでは一番すきかも。男子高校生がいい意味で馬鹿なことを爽やかに描いています。