TACという予備校で弁理士講座を受講しており、今日は短答という形式のテスト(いわゆるマークシート試験)の模試(答練)の第2回目でした。
本試験までまだ時間がかなりあることもあって、本試験よりもずいぶん簡単な形式でした。これは第1回の経験上わかっていたので満点を狙っていたのですが、自己採点では2問間違えての23点(25点満点)。
満点の方もいるようなのでまだまだ勉強は足りないかなぁという感じです。第1回の合格基準点は22点でしたが、今回(第2回)の合格基準点は何点になるでしょうか。今の時期はまだ点数は気にしなくてよいというのは事実ですが、基本的には短答形式のテストは合格圏内に居続けて論文の授業が始まったらそちらに軸足を移したい、という気持ちがあります。
テストの内容ですが、法改正が予定されているので新法に関する問題が複数出ました。こちらは条文通りの出題でした。にもかかわらず間接侵害(38条)の問題をまちがえていたのが痛いところ。あとは改正にかかわらないところで、信用回復措置について理解が足りていなかった。信用回復措置は意匠法特有の話ではなくて、特許法の106条を準用しているので、意匠法というよりも特許法の学習が不十分ということでしょう。
あと問題自体はほかの選択肢との比較で消去法でとけましたが、秘密請求期間(14条1項)について、意匠権の「設定登録の日」から3年以内の期間を指定できるというところも理解があやふや。そのほか、補正却下不服審判の請求時に審査が「中止」されることも理解していない感じでした。
去年発行された過去問題集。よい問題集ですが、特に意匠は法改正や審査基準の改定が多かったので、問題や解説がそのまま次回のテストに生かせないものが残念ながら多いです。TACを受講するとこれらの改正情報がもらえます。