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賃貸物件を契約する際に気をつけたい6つのこと

突然の引っ越し

仕事の都合で4月から引っ越しすることになりました。

急遽新しい住まいを探すことになり、一人暮らし用の賃貸物件を探すため2日にわたって不動産屋めぐりをしました。

 最終的には無事、気に入った物件と契約することができました。5年ぶりの賃貸物件探しだったのでいろいろ学ぶこともあったので紹介します。

http://www.flickr.com/photos/48447300@N02/14181544089

photo by Finn Frode (DK)

 

SUUMOは使える

私は不動産屋に行く前にスーモ(SUUMO)というサイトで、住みたい土地の不動産の情報を調べておきました。

相場が分かりますし、また気に入った物件があった場合には不動産屋に行って実際に見せてもらうことも可能でした。ということで、不動産屋に行く前にSUUMOで気になる物件をピックアップしておくことをおすすめします。

 
【SUUMO】 不動産売買・住宅購入・賃貸情報ならリクルートの不動産ポータルサイト

 

ただ、サイトに掲載されている物件でも、不動産屋に問い合わせたところ先に他の人によって契約されてしまっていることもありました。そのため、SUUMOで物件を探すなら少し多めに候補を挙げておいたほうが良さそうです。

良さそうな物件をSUUMOで10以上見つけておくと安心だと思います。

 

不動産屋に行く前に事前連絡しよう

sumoで気に入った物件が見つかったら、その物件を扱っている業者に事前にコンタクトを取りましょう。

不動産屋は、お客さんを連れて物件の内見に行っていることも多く、私の場合、当日事前連絡なしに店に行ったところ無人で困ったことになりました(新宿とか大きな駅近の不動産屋なら別でしょうが)。

また当日いきなり店に行った場合、店も用意がないので物件をすぐに内見させてもらうことができません。そのせいで私は2回、不動産屋に行くことになってしまいました。

事前に不動産屋に連絡しておけば相手も用意してくれますし、予算や探す物件の条件などを伝えておけば、自分がSUMOで探した物件以外にも良い物件を予めピックアップしてもらえるのでGOODです。

なお以下の項目で詳しく紹介しますが、不動産業屋間では物件情報を共有しています。そのためSUMOで見つけた各物件を取り扱っている不動産屋がそれぞれ違ったとしても一つの不動産屋でそれら全てを紹介してもらうことができるはずです。訪れる不動産屋を決めたら、他の不動産屋の管理物件にも興味がある旨、伝えておくとよいです。

 

不動産屋は物件情報を共有している

今回たくさんの物件をみたいと思い、複数の不動産屋を回ってみました。

しかし不動産屋を回っている途中で気づいたのですが、不動産屋間では物件の情報を互いに共有しています。詳しく言うと、不動産屋さんが加入しているレインズというデータベースがあるそうです。

ということで、どの店に行っても基本的に同じ物件情報をデータベースで参照できるので、複数の店を見て回る必要は原則ありません。

私の場合も最終的には、相談に乗ってもらった不動産屋Aを介して別の不動産屋Bが管理している物件と契約しました。なおこの場合も払う必要がある紹介手数料は不動産屋Aに対して賃料1月分だけです。手数料が割増になったり、不動産屋Bに対してお金を払ったりする必要はありません(おそらく不動産屋Bは大家さんから別にお金をもらっているのだと思います)。

 

ということで、不動産屋は1つに決めてもよいのですが、不動産屋の担当者との相性というのも当然あると思います。担当者とフィーリングがあわなければ別の不動産屋に行くのも一つの手だと思います。

 

予算は二段階持つ

物件探しをする上でいろいろ条件があるでしょう。マンションタイプが良いとか、トイレ風呂別がよいとか、駅チカがよいとか。ただそのような条件のなかでも一番大事なのが予算(賃料)です。これを決めないと物件探しはできないといっても過言ではありません。

この大事な賃料ですが、2段階で予算を決めておくと良いと思います。

つまり少し安めの予算と、実際に出せそうな予算の2つです。

 

私の場合、最初に少し安めの予算を提示して紹介してもらった物件を実際に見たところ、あまり好ましいと思えるものがありませんでした。そこで最終的に予算を5千円上積みしました。やはり5千円増やすと物件のクオリティもあがり、気に入った物件を見つけることができました。

 

賃料は物件の質に直結します。予算を抑えるか、予算を挙げて室の高い物件を選ぶか、実際に比較して見てみると良いと思います。

 

不動産屋に物件をピックアップしてもらうときには、「○万円内の物件」と「○万円+α円内の物件」の両方の候補を挙げてもらうのはどうでしょうか。

 

住みたい地区が決まっている場合には、その地区の不動産屋に行く

これは当然といえば当然ですが、地区密着型の不動産屋のほうがその地区のローカル情報に詳しいです。取り扱っている物件の情報以外にも、スーパーがどこにあるかなど教えてもらえました。

複数の路線が乗り入れている大きな駅の不動産屋にもいったのですが、そういう不動産屋だとお客さんの希望地区が複数にまたがってしまうせいなのか、私が転居を希望する地区への理解が低いと感じました。

どこに住むのか決まっておらずそこから相談したい人ならば、大きな駅の不動産屋に行くのも良いと思います。ただ住みたい地区が決まっているならば、その地区に密着している不動産屋に行くのがGOODです。

 

賃料発生日は遅らせたい

無事、気に入った物件が見つかれば1週間くらいで契約することになります。

再度、不動産屋に行くか郵送で契約書のやりとりをすることになるはずです。

また契約に先立って敷金、礼金、前払いの賃料、紹介手数料などを一括して支払う必要があります。必要なお金は用意しておきましょう。

 

そしてこのお金の支払いに関して賃料発生日がいつになるか確認しておく必要があります。

つまり私の場合、実際に新しい物件に住むのは4月ですが、契約自体は2月の中旬でした。契約した時点から賃料が発生してしまうと、実際に住んでいないにも関わらず1月半の賃料を余分に支払わなくては行けません。

ただ一般的には、契約してから実際に賃料が発生するまで数週間待ってくれることが多いそうです。また不動産屋によっては賃料発生を遅らせることをサービスに取り入れているところもあります。

ということで、この賃料発生日がいつになるかは大家さんとの交渉次第というところがあります。不動産屋にお願いして交渉してもらいましょう。

わたしの場合、入居直前まで賃料発生を待ってもらうことができました。

 

もしみなさんの中で近々引っ越す方がいらっしゃれば参考にしていただけると幸いです。

 

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