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トランプの物議発言に学ぶtwitter英語の難しさ

私は、英語学習のためSNSで英語圏の人物やサイトをフォローしています。

SNSとは具体的にはフェイスブックツイッターです。

 

昨日のフェイスブックでは、フロリダの銃乱射事件を取り上げたサイトがかなり多かったです。そして、事件を受けたドナルドトランプ大統領候補者のツイートが物議を醸していました。

そのトランプ氏のツイートは以下になります。

 

しかし一読しても何を言っているのかわかりません。ツイッターは文の長さが短いので一見簡単そうですが、そのぶんいろいろ端折っているのでそれを補って読む必要があるからです。

congrats(おめでとう)という単語が、銃乱射という悲劇にふさわしい単語ではないというニュアンスはわかるのですが、この発言の何が問題になっているか正確に知りたくなりました。

 

ということで、日本語で解説しているサイトを検索。ニューズウイーク日本語版等のサイトによって、ツイートが以下の意味であるとわかりました。

「(自分の)認識に対する評価はありがたいが、わたしは評価などいらない。必要なのは(アメリカの)強さと用心深さだ。アメリカは利口でなければならない」

史上最悪の銃乱射、トランプが「イスラム入国禁止」正当化 | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

 

なるほどですね。つまりツイートの内容をまとめると、

”being right on radical Islamic terrorism”というのは、イスラム過激派に対するトランプ氏の考えが正しいことを示しています。

そして"congrats"とは、トランプ氏の考えが正しいことが銃乱射事件で証明されたことを周囲から評価(お祝い)されたことを意味しているようです。

 

さらに調べてみると英語圏のサイトでも同様の解説がありました。ネイティブにとっても意味を理解するのはちょっと大変なのかもしれません。

In a tweet on Sunday afternoon, the presumptive Republican presidential nominee said he was thankful for supporters who congratulated him for "being right" about the dangers of terrorist acts committed by extremists.

Donald Trump: 'I don’t want congrats' for 'being right on radical Islamic terrorism,' but I do 'appreciate' it - Business Insider

(私の訳)

共和党の暫定的な候補者(トランプ氏)は、彼が過激主義者らによって引き起こされるテロ行為の危険性について”正しく理解している”ことを彼の支持者らから評価されたことを日曜日の午後のツイートで感謝した。

 

まとめると、悲劇を自分の主張の正しさに結び付けようとしたツイートだったため、一部の人から嫌悪されたのでしょう。

 

 

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