中高生の5割弱は将来英語を使わないと予想
ベネッセが中高生に英語学習についてアンケートをとったところ、見出しに書いたように5割弱の子供が将来自分は英語を使わないと予想したそうです。
中高生の英語学習に関する実態調査 2014 │ベネッセ教育総合研究所
ニュースで知ったのですが5割弱というのは多いんでしょうか、それとも少ないんでしょうか?
日本では英語を使わないでも生活できるので、わりあい妥当な感覚なのかもしれません。
だだ英語が普段の生活で結構活用できるということを私は自分の経験から感じています。今日はそれを記事にして見ました。
実は使いどころは多い
私も子供のころは英語を使うようなことはないと思っていました。
ですが、現在、仕事で英語を使っています。英語の文章を読んだり、外国の人との打ち合わせに出たりなど。
周りを見ても仕事で英語を使うので勉強している人が一定数います。
もちろん英語ができなくてもできる仕事は多いのでできないことが致命的になるわけではないのでしょうが、英語ができると仕事の幅が広がるのは事実です。
外資系企業を中心に入社資格として英語力を要求しているところもありますね。私も就職活動をしていた頃、ある企業に興味を持ったのですが、TOEICの点数が規定の基準に達せず門前払いになってしまったことがありました。
私生活でも英語ができると役に立つと思う場面は多いです。
たとえば海外旅行。現地での会話はもとより、航空チケットをとるときにも便利です。
もちろん日本語でもチケットをとることはできますが、海外の格安航空会社のサイトに直接アクセスすれば安くチケットを購入できることもありますからね。たいていどの国でも英語ならアクセスできます。
そのほかにも今はネットで英語圏のサイトにすぐにアクセスできる時代です。英語圏の面白いニュースが日本のサイトで紹介されているときとか、日本人の活躍が海外で高く評価されているときとかに、英語で海外のニュースを直接読んだり聞いたりしたいと思うこともしばしばです。
現時点でも私の英語力はTOEICで750点くらい。仕事で英語を使ったり、直接英語のニュースを読み聞きするには正直力不足です。
ですが、学生の頃の学習がなければ英語に触れようとも思わなかったわけで、あのとき勉強していて良かったとも思います。
学びの効果は学んでいる最中は実感できない
思うに、英語を勉強し始めた学生にとっては英語の効用って中々実感できないはず。
だから5割弱の中高生にとってみれば、英語が社会的に役に立つ認識は持ちながらも自分自身が英語を使う機会については否定的な感情をもってしまうんだと思います。
日本だと中高生が英語ができなくても困る経験って実生活ではあまりありません。
また学び始めだと英語でできることも少ないので、英語を勉強していて良かったと思う状況もそうないでしょう。
結局のところ、勉強していて良かった、英語って使える、って思えるのはある程度実力がついてから、つまり勉強してからかなりたってからなんですよね。
あの時やっていてよかっと思うか、やっていればよかったと思うか
おそらく英語に限らず勉強ってしばらくたってから、その大事さに気が付くんですよ。そして大事さに気づく際の感情にも2通りある。
1つは「あのとき勉強していてよかった」と思う感情。
もう1つは「あのとき勉強していればよかった」と思う感情。
私の場合には英語に対してどっちの感情も同じくらいあります。学生のころ勉強してよかったなとも思う一方で、もっと勉強できたはずだとも思います。
ただ、これは学生時代に対してだけでなく大人になってからの勉強にもあてはまるんでしょう。
できれば5年後の自分が、5年前に勉強していてよかったと思えるようになりたいですね。
今日のところはこの辺で。
英語学習にはこれら本でTOEIC対策をしていることが多いです。
ただ、これからはTOEICではなくて、もう少し実際の仕事に役立つ英語学習にもチャレンジしようかと思っています。
いずれ紹介したいです。