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高齢者と女性という社会的に偏見の対象となりやすい両者が互いを尊重して成功する映画がマイインターン

今週のお題「名作」の記事を書く。

 

マイインターンというハリウッド映画が好きだ。原題ではTHE INTERN。日本に文化作品を輸入する際に原作の要素を改変することが批判的に取られ得られることもあるが、英語に馴染みのない私たちにとっては、日本で改題されたマイインターンの方がわかりやすくて私は好き。

ロバート・デ・ニーロアン・ハサウェイが主演。

高齢で会社を定年(?)退社したロバート・デ・ニーロが、若い女アン・ハサウェイが経営するベンチャー企業インターンとして入社し、経験と暖かな人格によって彼女やベンチャーの社員を助けていく、というこころ温まるストーリー。

 

この映画は主演の二人が偏見を乗り越えて互いを認め合う、というところに良さがある。

 

アン・ハサウェイ若い女性。ロバート・デ・ニーロは高齢男性。いずれも社会では舐められたりうとまれたりしやすい。

 

アン・ハサウェイは最初、明らかにロバート・デ・ニーロを軽く見るのだが、付き合いを深めるうちに彼を信頼するようになる。

 

ロバート・デ・ニーロは女性に対する社会の偏見や無理解によって困難な経営を迫られるアン・ハサウェイの最大の理解者として彼女をサポートする。

 

ヒューマンドラマであるが、部分的には高齢者や女性の社会参加という社会問題が僅かにスパイスとして効いている。社会的感覚は進歩しているので、もしかすると今の時点で見ると違和感を覚える向きもあるかもしれない。レビューでもそのような意見をみた。

 

その意見に同意できる面も多々あるもののやはりこの映画は好きだな、と思う。

 

アン・ハサウェイの映画だとこちらも人気があるが私は未見。