先日、『AI-ロボを活用した法人税務』セミナーを受講してきました。
講師は税理士法人ビッグ4の一角であるKPMGの税理士先生。
税理士法人の業務で使われるRPA(ロボティクプロセスオートメーション)について紹介を受けてきました。
RPAというのは、定型的な業務を自動的に行うプログラムのことです。近年の人手不足や働き方改革の流れを受けて注目を浴びています。
セミナーでKPMGの講師の方に見せていただいたRPAは次のような働きをしていました。
エクセルに記入されていた顧客のデータを読み取り、税務用ソフトウェア(申告ソフト)にそれを転記。税務用ソフトを自動的に操作して必要な資料の作成や保存を完成させる。
デモを見せてもらいましたが、瞬く間に作業が終わったので感心しました。
話によると、今までの倍くらいの仕事をこなせるようになるそうです。ただKPMGでは一人辺りの短答案件数を倍にするのではなく、RPAで効率化された分の時間を職員の業務負荷軽減させるためにも使っているようです。
その他、気になった話は以下の通り。
■RPAを使うようになってプリンタを使わなくなった。
⇒紙の書類を見たがるのは人間なので、機械がその仕事を置き換えれば紙が不要になるよなぁと納得
■導入費用は15万円くらい
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