富士スピードウェイで、運転講習を受けてきました。
モビリタとは?
運転講習を主催しているのは、モビリタというトヨタの交通安全センターです。富士スピードウェイ内にあって、安全運転の講習プログラムを複数実施しています。
半日の簡易な講習もあるのですが、私は、総合トレーニングⅠという午前と午後続けて行われる一番基本的な講習を受講しました。
どんな講習?
公式サイトの案内を引用します。
「走る、曲がる、止まる」の限界を体験し、基本的な運転操作や安全装備の正しい使い方を習得。初心者からベテランまで、安全運転の総合的なレベルアップを図るメインプログラムです。
プログラムは以下の通り。
費用負担、申し込み方法は?
13650円(昼食付き)とやや値が貼りますが、誕生月割引を使うといっきに半額になります。2月ほど前から公式サイトで予約を開始しています。比較的予約が埋まり安い感じがするので、誕生月が近くなったら公式サイトをチェックするのが吉です!!
プログラム内容
(1)オリエンテーション
簡単な講習概要の説明です。
その場で参加者をざっと確認したのですが、今回は23人講習生が参加していて、1人の女性を除くと後は皆男性でした。20代、30代が多い印象です。一人で参加している人、グループで参加している人が半々くらいでしょうか。
(2)死角
車の死角に、パイロン(三角コーナ)をおいた状態で乗車し、それらが見えないことを確認します。かなり大量にパイロンを配置しているのですがどれも社内からは見つけられないのは新鮮な驚きでした。
(3)始業点検
簡単に車の点検を行います。最低限行いたい点検項目としてあげられていたのは以下の通り。
タイヤ
ブレーキ
水
オイル
(4)慣熟走行
ここからは車を運転しながら実習。2人1組で一台の車を使用します。無線が各車に置かれており、講師の指示を受けながら運転することになります。
講師と同乗するのだと勘違いしていたので、最初は少し心配でしたが特に問題になることはありませんでした。
慣熟走行では、パイロンで規定されたコースを走ることになります。直線上に並べられたパイロンを縫うように走るジグザグ走行などもありました。
(5)運転姿勢
バンクで車が傾いている状態で、運転姿勢を確認します。車が傾いた状態は、カーブの時にGが身体に加わった状態に近く、この際に身体が傾かないように運転姿勢を取ることが大事とのこと
(6)高速フルブレーキング
時速60キロから初めて100キロ走行時の急ブレーキ体験を行いました。100キロ走行で、急ブレーキを踏む体験をしたことがなかったので新鮮でしたね。ブレーキを踏むことと、前方の障害物を避けるハンドル操作を同時に行う講習もあって、2津の作業を同時に行うことの難しさを体験しました。
(7)低ミュー路ブレーキング
ミューとは摩擦係数のことで、低ミューとは要するに滑りやすい路面のことを意味します。ここではABSとVSC機能の体験をしました。
講習車はABSとVSC機能のオン・オフ機能がついていて、それらの機能の恩恵がどの程度かを実感として知ることができます。
感想
内容自体は、それほど難しいことはないので運転に自信がないひとが、運転技術を学び直すきっかけとして使うのにおすすめです。
運転に自信がある人も、高速ブレーキなど特殊な環境下での運転を試して見たいならおすすめです。
個人的には、運転技術については徳大寺氏の書籍がわかりやすくて、初心者ドライバーにおすすめ。