今年、自分に起こったことで最も大きな出来事は結婚したことです。今日はその経験を生かして結婚式の準備について書きます。
結婚式を挙げるには式場を選ばないといけません。
予算や場所、望む式のスタイル、式場担当者との相性などからある程度会場を絞ることはできます。ただ、もし選ぶ決め手に欠けると思ったときには式を挙げるまえに式場とどれくらい打ち合わせを行えるか、どのような打ち合わせをするかを確認して、それを式場選定のための検討項目に入れることをお勧めします。
私が調べたところでは、価格を抑えるとの理由で打ち合わせ回数を一回に限定している式場もあれば、 四回以上も打ち合わせを重ねて準備させてくれるという会場もありました。
打ち合わせ回数が一回の会場はたしかに安くて良い式を挙げられるという評価を口コミサイトでえていました。式場側が無駄を省いた合理的な段取りを組んでいたのだと思います。なのでもし、あなたに 決断力や計画力、調整力があって式場との打ち合わせが一度で十分と思っていたり、シンプルな式を望んでいてあまり打ち合わせ事項がないならこのような式場は悪くない選択肢だと思います。
ただもし結婚式を挙げることに不安があれば、自分の経験から打ち合わせ回数や時間が多いところをお勧めします。以下の理由によります。
式場との打ち合わせをこなすだけで段階的に式の準備ができる
私が式を挙げた会場は、 4ヶ月前からひと月に一回のペースで打ち合わせを重ねてくれました。定期的に打ち合わせがあるので、 毎回の打ち合わせの準備をするだけで自然と計画的に式への準備ができました。そのようなことが不得手な自分にはありがたかったです。
一度に決断を迫られる事項が少ない
打ち合わせの回数が多いとその分、一度に決める項目が減るので準備も楽ですし、決断を迫られる精神的なプレッシャーが小さくてすみます。
なにぶん結婚式は始めてのこともおおく些細なことでも思い悩んでしまいます。一度にたくさんのことを決める必要がないというのは気持ちが楽になります。
こまめに式場に相談できるのも好ポイントです。
婚約者(配偶者)や関係者の意思確認や意見調整をするきっかけが増える
結婚式のあれこれを独断できめてしまう人はそういないでしょう。少なくとも結婚相手との合意を得て準備を進めなくてはなりませんし、実際にはもっと関係者がいることも多いはずです。
そして式に対する関係者の考えはそれぞれ異なっているのが当然なので、あなたはそれらを確認し、調整を図らなければなりません。
式場の打ち合わせはその良いきっかけになります。打ち合わせのたびに関係者の意見を確認し、話し合い、それぞれの項目ごとに合意を得ていくわけです。
無論、式場との打ち合わせがなくても 関係者間の意見交換や調整を行うことは可能です。
ただ、関係者間の合議の後、その結果を第三者の式場に伝えると、内々の決定事項が公的な合意事項のような色彩を帯びることになります。
要所要所でこのステップを踏むと、決定済みの事項が段々と増えていっていることが関係者にとって明らかになるので、意見集約がしやすくなります。
一度決めたことを考え直す機会が得られる
私が利用した式場では四回の打ち合わせのうち、三回目までで一旦すべての事項を決定し、四回目はその最終確認でした。つまりどの項目に関しても一度は変更の機会があります。
一度決めたことを覆せるというのは、これまでの準備が無駄になる可能性もあると言うことです。なのでこの点は必ずしも両手をあげて歓迎できるわけではありません。
ただ、想定外のことが起こりうるのも結婚式なので、決定をやり直す機会があるというのは私にとって安心感となりました。
何か迷った時も、後で変更できるとわかっていれば決断を下すハードルがぐっと下がります。
悩み続けるよりも、仮でも何か決定した方が準備を進めやすくなることも多いです。
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わたしは結婚にあたりこの本を参考にしましたが、人によって結婚や結婚式の段取りやしきたりについての考えかたが全然違うので、基本を抑えたら柔軟に対応することが必要になります。
結婚式の披露宴で写真をとるときに使えるフォトプロップスです。たくさんあると各卓に配るなどの使い方もできます。