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分譲マンション購入の善し悪し。一戸建てと比べてみる

今の家は中古の分譲マンションの一室で、住み始めてからしばらく過ぎたので感想を書きたい。

 

分かりやすく、一戸建てを購入した場合と比べてみた。

 

・狭さ

都会の一戸建ては狭いことが多いが、それでも3階建て住宅など縦に居住スペースを増やすことができるので、一戸建てを選んでいればマンションの一室よりは広いスペースを確保できたとおもう。

子沢山で、それぞれに部屋を用意したい、とかの計画があれば、一戸建ての方が良かっただろう。

 

またマンションは駐輪場のスペースにも限度があった。家族が自転車生活を送っているので、所有できる自転車の数に制限があるのは生活に影響は大きい。

 

マンションを買うなら狭さは甘受しよう。

 

・立地

一戸建てをえらんだ場合、少し郊外でないと買えなかった可能性は高い。マンションを購入した結果、それよりは交通の便が良いところに住めている。

私は移動を公共交通機関と自転車に頼っているので、立地の良さが生活の質を大きく高めている。

今や人で不足でバスも減便の世の中なので、車をもたない市民にとって立地は大事だと思う。

 

逆に通勤や生活に自動車を使う人にとってみればそこまで立地は気にならないのかも。車をもつライフスタイルを選ぶかどうか、はマンションか一戸建てか、の選択に影響を及ぼすと思う。

 

ランニングコスト

分譲マンションは修繕積立金や管理費のために毎月の費用が必要。一戸建てでも自前で修繕・管理は行うだろうからどちらが良いかはよく分からない。

ただ、毎月決まった額を支払わないと行けないので支払い時期の自由度はない。いくら払うか、何にお金を使うかも管理会社のアドバイスのもとマンション組合が決定する。自分の思い通りにはならない。

 

・資産価値

マンションは鉄筋コンクリートなので耐久性が高く資産価値は落ちにくい。

さらに資材の行動や建築業界の人で不足によりマンション価格はいま高騰中。実際、私が中古で購入した金額は新築時の売り出し価格より高かった。

災害や事故などで大きな損害を受けなければマンションは資産価値を保ちやすく感じる。

 

また人口減少社会であれば、人口密集地にある住居の方が資産価値は保ちやすいはず。このような地区で一戸建てを買うのはなかなか大変なので、この観点でもマンションの方が有利な気がする。

 

・部屋の温かさ

気密性、断熱性が高くマンションは冬でも比較的暖かいと感じる。ただ、一戸建ても、省エネ住宅など断熱性を高く保っている住宅もあるはずなので選択次第ではある。

 

・共有設備

マンションにゴミを収集日まで保管してくれる建物があるので、ごみ捨て日のスケジュールを気にせずゴミを24時間だせることは助かっている。また宅配便ボックスもあってこれも便利。

 

ただ共有設備はマンション毎にかなり違う。ジムとか来客者が泊まれるゲストルームとかキッズスペースとか、もっと大掛かりな設備があるマンションもある。ただ施設が増えると管理費や将来の修繕費がが高くなる可能性もあるので共有設備は必ずしもメリットでは無いと思う。自分に必要のない施設がたくさんあると不利になる。

 

・人付き合い

マンションはひとつの建物に人口が密集しているのに人付き合いは希薄。挨拶するくらい。

管理人さんがいるので、細々とした協力を住民同士がする必要が無いからだと思う。

 

一戸建ての方だと町内会の活動に参加してゴミ捨て場の清掃を交代でする、などの地域の付き合いがあるような気がする。

 

マンションは気楽ではあるが、個人的にはあまり人付き合いがないことを良い傾向とは思わない。