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長く同じ企業に在籍して仕事を回しやすくなることは停滞なのか

私は新卒後、転職もせず同じ企業に長らく在籍しているところ、年々働きやすくなっている、と感じる。

 

日本では長幼の序という考えが根強くあって歳をとるだけで尊重される場面は増えるが、それだけではなく、社内に知り合いが増えるので既存の人間関係の中で仕事を回しやすくなったことも寄与しているのだと思う。

 

仕事の段取りについても経験上いろいろ勝手がわかるようになったというのもある。ただし、これが他社でも通用ようなソフトスキルと言えるのか、はよく分からない。現在の職場特有のものもきっと多そうで、転職してしまえば無価値になってしまうのかもしれない。

 

よく転職しないで長らく同じ会社にいると、得られる能力が所属組織に適応することに特化したものになりがちで、その組織外では通用しない人材になるリスクがあると言われる。

 

そのリスクが自分の身にも生じていることは何となく感じているのだが、私は元々安定を好ましく思う人間であるし、むやみに転職するよりも現企業に居続けた方が経済的にも利益が大きい可能性が結構あってあまり転職には気乗りしない。

 

ただ同じ企業に長くいるにしても、部署異動くらいは願いでても良いのかもしれない。