雑記・英語ときどき知財の弁理士ブログ

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〇〇は義務教育で教えるべき的な社会的常識は新聞を購読していると割合身につく

〇〇は義務教育で教えるべき、的な論調はよく見かける。〇〇には確定申告みたいに社会的に知っておかないと不味いけど学校教育ではそこまで触れない制度などが入る。

 

確かに確定申告の制度を知らずに脱税して問題になる著名人の話なんかはたまに聞く。ただ、なんでもかんでも学校でじっくり教えるには時間的な制約があって無理と思う。確定申告と同等くらいに大事な常識は沢山あって、数学や国語の時間を削ってまでこれらを長時間教えることはできない。

 

確定申告についても義務教育で触れているのかは分からないが、納税が社会で必要とされることは繰り返し習うのでそのような原則を学ぶ方が大事なように思う。

 

翻って、自分が学校以外で社会的常識をどこで学んできたか。成人した時点ですでにひとり暮しだったので親から学ぶ、ということもあまりできず、新聞からが学ぶことが多かったように思う。

 

私の世代は、すでに新聞はそんなに人気がなくて読んでいない人も多いのだが、私は若い頃から好きでよく読んでいる。学生の頃は図書館で各紙比較して読んでいて、今もネットで日経を読んでいる。

 

新聞は社会のことを広く取り上げるので、読んでいると最低限の常識が手に入ったとおもう。偏向しているとか、色々批判もあるし、そのような批判が当てはまることも多々あるが、その一方でネットはガセや非常識な情報が新聞のような大手メディアよりもずっと多い。不適切な情報をメディアのフィルターにかけて貰った上で基礎的な知識得るなら新聞は悪くない、と今でも思っている。