雑記・英語ときどき知財の弁理士ブログ

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今後は公的な場でも身内に敬称をつける傾向が少しずつ高まる、と予想している

身内に敬称をつけることに憤っているコメントをネットで見かけた。身内の紹介の仕方を習わなかったのか?と手厳しい。

 

私は中年なので身内は下げて呼ぶ日本語のプロトコルに馴染んではいるのだが、別に怒る程のことでは無いという感覚。

 

私の親世代はもっと厳しかった。逆に新入社員くらいの若い人だと、取引先に自分の上司について呼び捨てで言及することに躊躇することもあるようだ。

 

家族や職場の仲間は身内とはいえ、突き詰めれば他人だから立場や場面によらず敬意を払って敬称をつける感覚は自然な気がする。したがって若い人が自分の父親のことをお父さんと呼ぶのを聞いても、そういうプロトコルもあると感じる。

 

ただ、身内に敬称をつけることに嫌悪感、違和感を覚える理屈は想像はできる。場面によって言葉遣いを変える、というのはごく一般的で、自分がなれない言葉遣いをされるのには違和感を覚えるのだろうし、公私を弁えずに身内贔屓をしているような印象を受けて嫌悪感が出るのだと思う。

 

ということで、取り留めがなくなったが、どちらの立場も分かる。私も今の所、公的な場面で身内に敬称をつけることはあまりない。

 

そうではあるものの、身内にも敬称をつける方が今後のトレンドになるだろう、という予想はしている。

 

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