『なぜか、「仕事がうまくいく人」の習慣』、という本を読み返している。この本はもともとアメリカで2000年に出版された本で絶版のはずだから、ほとんどの人にとっては今から読む本では無い。
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ただ私にとっては昔読んで印象に残っていたので、古本の文庫を買い直して読み直している。書類・データの整理術なんかは流石に20年以上前の技術をベースにしていてそのまま適用することは現実的では無いが、仕事を進める上での考え方は参考になる。
この手の自己啓発本は、一度読むだけだとなんの意味もなくて、自分の仕事の仕方を見直す都度読み返して実践するのが良いと思う。
私なりにまとめると以下の通り。
- 細々としたタスクについて確認する時間を決めて最初に見たタイミングで一気に終わらせ、放置しない。どうせやらないといけないので変に優先度をつけず後回しにしない。完璧を求めずに決められた時間内に終わらせる。ただ、何時間がかかるものは取り掛かる日時を別途計画する
- 重要なものは優先度をつけてまとまった時間に計画的に取り組む。計画は朝か前日の終わりにする。
- やるべきことは記憶しようとせずにメモや業務日誌に記録する。
- 整理整頓を心がけシステムを整備する
正確に書籍の内容を理解できているとは言えないが、恐らく、優先度を決めて計画的に仕事を終わらせる、という基本的な考え方がベースにある。
ただし細々とした厄介事は、そのひとつひとつにまで変に優先順位をつけると後回しする言い訳になるので、決めた時間に全部を一気に終わらせるようにする。それによってまとまった時間を確保して大事な仕事を優先順位に従って計画的に取り組めば良い、ということだと思う。
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こちらは原書。