It was a poor house in the valley that didn’t have at least two or three books proudly displayed upon the walls.
今日、読むのが難しいかったのは上の文章。分裂文(強調構文)もあってやや複雑。
意味を取るのに悩んだ。最初思いついたのは以下の解釈。
(1)2、3冊の本すら壁に誇らしげに飾れないのは、谷の貧しい家だった。
ただ文脈的にしっくりこない。
生成AIに聞いたところ以下のような意味だと提示してくれたものがあった。
(2)谷の貧しい家だって、少なくとも2、3冊は誇らしげに壁に飾ってあった。
(1)だと貧しい家は本を持てないが、(2)だと貧しい家でも本を持っていることになる。意味が逆になる。
全部で三つの生成AIに聞いたところ解釈が割れたが、(2)の解釈を示す方が優勢だった。
たしかに、文脈も踏まえると後者の(2)が適当と思う。
考えたが、not ... at least two or threeを、「少なくとも2、3という程度ではない」→「実際にはもっとある」という解釈をするのでは、と考えた。
貧しい家だって、少なくとも2、3冊の本を誇らしげに壁に飾る程度ではすまない、というニュアンスが(2)の解釈につながるのではないか。まぁ自信はないが…。
ちなみに上の文章は、「Uprooted」というファンタジー小説の冒頭。ネビュラ賞受賞ということなので読んでみることにした。
(広告)
ちなみに日本では「ドラゴンの塔」というタイトルで翻訳書が出ているので読み通せなければ翻訳版を買うかな。


