「タコの卵」
ブログ「タコの卵」の記事を興味深く読みました。
「普通」から「悪くない」に変えるだけで人気者になる - タコの卵
タイトルの通り、「普通」という代わりに、「悪くない」って言うようにしたほうが感じが良くなるという内容です。
ネガティブな言葉の言い換え
確かに「普通」って言葉は少しネガティブな印象があります。
しかしこれを「悪くない」に言い換えると少しポジティブな印象が出ますね。
面白かったので、私もネガティブな言葉や文脈をポジティブに変換できる使い勝手のよい言葉を探してみました。
「タコの卵」さんの記事の内容とは少し趣旨が違っちゃうかもしれませんが、以下3つ紹介します。
1)「逆に面白い」
例文A:「あの芸人は、くだらなすぎて逆に面白い」
例文B:「納期がタイトすぎて、逆に面白くなってきた」
最近流行っている言い回し。
例文Aのように、程度が低すぎるのが却って新鮮で面白いというのが一般的な意味でしょうか。
例文Bのように、自身に訪れた逆境をむしろ楽しむという文脈で使うのも良いかもしれません。
2)「いい意味で」
例文C:「彼はいい意味で生意気だ。」
どんな悪口でも褒め言葉にしてしまう魔法の言葉。
「彼は生意気だ。いい意味で」のように、思わず言ってしまった悪口をフォローするために最後に付け足すのもいいかもしれません。
3)「好きな人にはたまらない」
例文D:「あのロックバンドは非常に奇抜だが、好きな人にはたまらないだろうね」
一般受けしないということを、ポジティブに表現する言い方。
自分が嫌いなもの、理解できないものを何とか褒めるときにも使えます。
ちなみにこの(3)「好きな人にはたまらない」と(2)の「いい意味で」とは現在報道ステーションでメインキャスターをしている古舘伊知郎さんの本「喋らなければ負けだよ」から学んだ言葉です。
10年以上昔の本で現在絶版ですが、私自身がまだ内容を覚えていることからしてなかなか示唆に富んだ本だったと思います。
amazonであれば古本で購入できそうです。
電子書籍化すると面白いんですが。
今日のところはこのへんで。
- 作者: デールカーネギー,Dale Carnegie,山口博
- 出版社/メーカー: 創元社
- 発売日: 1999/10/31
- メディア: 単行本
- 購入: 174人 クリック: 3,319回
- この商品を含むブログ (632件) を見る
会話術の本なかでも、特に勉強になった本。
本当は、この本に書かれているように素直な言葉遣いをしたほうがよいでしょう。
ただ時にはこの記事で書いたような少しひねった言葉遣いも必要になるかもしれません。