ヤクルト工場見学による変化
ブログにも書きましたが先日、ヤクルト工場の見学に行ってきました。
それ以来、ヤクルトやそれに類する乳酸菌飲料を目にすることが途端に増えました。
意識すると、気付きが増える
もちろん工場見学後、私の周囲でヤクルトの出荷量が増えたという話ではありません。
そうではなくて、私がヤクルトを意識するようになった結果、周囲のヤクルトに気づくようになったのだと思います。
例えば、私は毎朝同じ店でパイナップルジュースを購入する習慣があるのですが、パイナップルジュースと同じ冷蔵棚にヤクルトがおいてあることに工場見学後、始めて気づきました。
もちろん毎日その棚を見ているので、ヤクルトが目に入っていたはずなのですがこれまで特に意識していなかったので気づいていなかったんですね。
その他にも近くのコンビニでヤクルトを探すようになって、ヤクルト以外の会社からも乳酸菌飲料や乳酸菌入りヨーグルトがたくさん売られていることに気づきました。
キッカケがあると情報感度が大きく上がる
つまりヤクルトに対する意識(興味)を持つか否かで周囲の情報を受け取る感度が変わったんですね。
今回は工場見学というキッカケがあったのですが、それ以外でもこれと近いことはよくある気がします。
たとえば私は毎日朝刊を読む習慣があります。
一応頭から終わりまでざっと目を通しているはずなのですが、やはり印象に残る記事がある一方で、そうでない記事が生じるのは否めません。例えば私は海外ニュースについては印象に残らないことが多いです。あまり外国に興味を持てていないようです。
しかし、最近続いていた香港の学生運動のニュースについては結構印象に残っているんです。これは二年前に香港に旅行に言った経験があることが影響しています。つまり学生が集会やデモをしていた場所に行ったことがあったんです。それがキッカケとなって、香港に関する記事もよく目にとまり印象に残ったんだと思います。
その結果、香港の学生運動については自然に詳しくなることができました。
情報感度をあげて自然に勉強しよう
上では新聞を例にして話しましたが、現代はなんといってもネットのお陰で情報があふれている時代です。例えばはてなブログでもたくさんの人が有用な情報を発信しています。
その結果、専門的な知識を自然に見聞きする機会も増えています。
そこで考えたのですが情報感度を上げさえすれば、香港の学生運動を私が朝刊から学んだように、机に向かったりせずともネットに触れているだけで自然に専門知識をインプットすることができるのではないでしょうか。
情報感度を上げるキッカケとは
ただ、私が売店に売られているヤクルトに気づいていなかったように、情報が身近に溢れていても意識を向けていないと(興味をもっていないと)、それらを身につけることはできません。
つまり情報や知識を自然にインプットしていくには、何か工場見学のようなキッカケをつくって情報感度をあげる必要があると思うのです。
そのキッカケとして有効なものに、義務教育があったかと思います。
国語、数学、理科、社会、英語、体育、家庭科などたくさんの教科があって、世の中で話題になりそうな事象について基礎的な部分をカバーしていましたよね。
この義務教育の知識がベースあれば、ネットに書かれているたいがいのことは何かしら興味を持って読めたと思うんですよ。
大人になってからキッカケを作るにはどうしたらよいか
ただ大人になると、義務教育やその後の学生生活で学んだ知識は大半が忘れていることでしょう。
また当時も苦手教科はたくさんあったはずです。例えば私は地理が苦手でした。そのため今でも身近でない地方のニュース、情報を頭に入れるのは大変です。
やはり大人になれば情報感度を高めるキッカケを、自分自身で再度作った方が良さそうです。
提案ですが、義務教育に相当するような入門書を探して読むのはどうでしょう。
もちろん当時のようにすべての分野について勉強するのは時間的にも大変ですし、学校の教科書のようなテキストを使う必要もないと思います。
たとえば社会の動きに興味がある人であれば、現代用語の基礎知識のような本をざっと読むのはどうでしょう。
私は学生のころはよく図書館で読んでいました(もしかすると今はなきイミダスだったかも)。
このような本を読めば基礎的な知識のベースが得られるので、その後ネットで発展的な情報と接した時も興味を持って読めると思うんですよね。
よければ図書館で探してみてください。私も久しぶりに読んでみようかと思っています。
科学の分野に興味があれば、こんな本も最初のキッカケとしていいかもしれません。なんだか面白そう。