雑記ときどき知財ブログ

知財中心の雑記ブログ

岸田総理はここまで低い支持率がふさわしいのか

最近の岸田総理の支持率の低下は著しい。菅総理安倍総理と比べて評価を下げる理由も私にはないので世間と自分の感覚の違いが意外である。個人的には保守政党の中のリベラル派である岸田総理はバランスとれるので悪くない。

 

ウクライナ戦争でロシアをはっきり避難して現在の世界秩序を守ろうとしていたところとか、反撃能力を増強して台湾有事を牽制しようとしているところとかは、良い防衛・外交政策を推進している感じがする。

 

インフレや円安は岸田総理のせいでは無いし、社会保険費の負担が重いのも高齢化が進む中では仕方ないし。抜本的な改革をしたいなら欧米のように移民を受け入れて人口増加、経済成長を目指すべきだと思うが日本人の多くはそこまで踏み込みたくないのだろうし。

 

大きな社会の崩壊を抑えつつ、できるだけ緩やかに社会を衰退させるのが今の現実的な目標で、誰が総理に選ばれてもそんなにはかばかしい結果はだせない気がする。コロコロ変えても仕方ないし、誰であっても、自民党総裁の任期を全うするか政権交代するまでは総理続けさせた方が政治が安定してまだ良いと思っている。

 

ただ岸田総理は国民に訴えかける力や実行力に乏しい感じはする。衆議院議員のクビを切れる絶大な権力を持っているんだから、ここまできたら腹を括って自分がやりたい政策を訴えて強引に進めてはどうか。ただ総理大臣を辞めたあとの身の振り方を考えるとそこまで思いきれないんだろうな。

 

繰り返しになるが、私自身は岸田総理が別に嫌いではないのだが自民党政権が続くのも特段希望はしていないので、また政権交代も良いかもしれない。

 

以前の民主党が理想だとは思わないが、政権が変わることがある、という緊張感が権力の腐敗を抑えると思っている。

読んだことはないがここで書かれたことは実現できたのだろうか。自分のクビかけてやってみては?