中年になってから比較的よく新しいコミュニティに参加するようになった。周囲の人間関係が固定されていて、その心地良さに安住していては成長もない、と思っているから。
学生の頃は行動を起こさなくても、クラス替えや新入生の加入、進学などでどんどん新しい人と付き合う環境ができたんだけど中年では人間関係が固定されやすい。
思い切って新しい環境に飛び込むと、勝手が分からずまごまごするのだが、その程度は乗り越えていかないと世界が広がらないと感じる。人付き合いは得意では無いが、きちんと挨拶して、ニコニコと話を聞けば、まぁまぁなんとかなる。
良く参加するのは、英語や知財の勉強会や懇親会が多い。正直なところ、英語も知財も、そこそこ知識があって完全に新しい環境とも言えないのだが、あまりに敷居高いとさすがに大変なので、共通の話題がありそうなコミュニティを探すと自然にそうなった。
「仕事は楽しいかね?」は、は新しいことをいろいろ試すことを勧める本。この本を読んでから、コミュニティに参加することに限らず、いろいろ新しいことを試していると、たまに面白い出会いがあって、人生に良い影響が生じる可能性が高いと考えている。