Japan Tries to Reclaim Its Clout as a Global Tech Leader - The New York Times
今回読んだ記事の中で気になった表現は次のもの。
The ideas laid out mirror much of the latest thinking…
最初はlaid out(配置した)が、the ideasに対する動詞だと思った。
仮にそうだとすると、目的語はmirror much of the latest thinkingとなる。「最近の考えの反映」くらいの意味かな、と思ったが、mirrorが無冠詞なのは怪しいし、mirrorとofの間に挟まったmuchが何をどのように修飾するのかも良くわからない。
結局はグーグル翻訳に頼って、以下の文構造なのだと把握した。
まず、文の主語は"The ideas laid out"で、「提案されたアイディア」くらいの意味。そして動詞は、"mirror"。最初は名詞だと思っていたが実は動詞であって、"mirror of"の形で「を反映する」という意味になるのだね。
そうすると"much of the latest thinking"は目的語になるから、話は単純になる。
まとめると冒頭の引用文は、「提案されたそのアイディアは、最新の考えの多くを反映する」という意味になる。スッキリした!
名詞として使われることが多いけれど、動詞としても使える単語は誤読しがちなので気をつけたい。取り違えると、正確にはよくわからないけど、なんとなく意味が想像できる、みたいなところに留まってしまう。
ちなみに、引用元の記事は、ニューヨークタイムズの記事がジャパンタイムズに転載されたもの。日本政府が半導体に力を入れていることが記載されていた。自民党の甘利さんのコメントあり。
たしかに最近は海外企業の投資、協力や政府の補助もあって半導体の新工場が建設されているが、日本の半導体の復権はあるのだろうか?見守りたい。
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