雑記・英語ときどき知財の弁理士ブログ

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事前学習が足りず合格可能性がない試験でもその事実を正面から受け止めた方が次に繋がる気がするので気は重いけど試験会場には行く派。英検1級受験

2024年度の第一回英検1級1次試験を受けてきた。

事前学習が足りずに合格可能性がない、と思っていたが、そのような状況でも試験は割と積極的に受ける派である。

 

これは次のような理由による。

 

試験の仕組みがよくわかる

例えば、今回の英検について言うと、受験が初めて、かつ、過去問もぶつ切りにやっているだけだったので、リスニング直後に試験時間が終わることを知らなかった。

 

問題用紙にメモした選択肢を、リスニング終了後にマークシートに転記するような時間的余裕があるか良く分からなかったが、ないことを今回確認できた。次回以降変な時間配分のミスをしなくて済む。

 

これは流石に受験しなくてもわかったことかもしれないが、受験しないとわからないことはある。英検に限らず、実際の答案用紙、問題用紙の紙質や様式は市販の教材では完全に再現されているわけではない。試験中にトイレにどの程度行きやすいか、試験前の注意案内はどれくらい時間をとられるのか、なども教材からはわからない。

 

これらを知っていると次回以降の受験時に面食らわなくて済む。

 

集中して問題を解く経験ができる

家で過去問題を1年分、集中して解くのは、場所やモチベーションの点でなかなか難しい。本当に試験会場で問題をとく経験には敵わない。

 

特に英検のように問題をもらえる試験なら復習ができ、本試験は何よりも良い学習の機会になる。

 

自分の実力が正確にわかる

点数や順位が判明すると、受験者の中での自分の実力がわかるので、次回に向けてどの程度頑張れば良いかを知る参考資料になる。

 

稀に合格することがある

英検1級のような比較的難関の試験でこのようなことが起こるのはまずないが、合格難易度を誤解していた場合、無理だと思っていたのに合格できることも稀にある。機械設計技術者試験3級は、合格は無理だと思っていて、試験も途中退席するくらいだったが合格していた。

 

気持ちの整理になる

色々挙げたがこれが一番の理由。

 

試験に申し込んでいるにも関わらず全然勉強せずに当日を迎えるとこれまでの取り組みが足りなかった後悔とかで、かなり残念な気持ちになる。その気持ちを自分への戒めとして受け止めるために試験会場に行っている、と言っても過言ではない。

 

試験会場で反省してまた次回の試験に向かう糧にしたい。

 

ただあまりに合格可能性のない受験を繰り返すと、勉強せずに落ちることが当たり前になって、かえって緊張感を失うかもしれない。これは良し悪しあるか。

 

ちなみに今回の英検の場合は、勉強は足りない実感もあったけど学習の成果でわかる問題もあって、意外なことにそこまで悲しい気持ちにはならず、むしろ前向きな感情を覚えた。これはこれで良いかも。

 

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この単語集は一通り眺めたので、覚えた単語が本試験でも出てきたのは良かった。

 

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過去問の取り組みは全然足りなかった。